箱根のふもと暮らし ~小田原お刺身日記~

2018年海の日に始まった箱根のふもと暮らし。穏やかな自然とお刺身が素晴らしい土地の記録です。

小田原お刺身日記について

f:id:osashimidiary:20200416204004j:plain

ミノリ・リボブル・ロゼ グザヴィエ・ヴァイマン【アルザス 自然派 微発泡ワイン ロゼ】

衣・食・住。または、

性欲・食欲・睡眠欲。

 

人が生きる源で、普遍的な要素のひとつである「食」に、

ものごころつく頃からずっと、わたしは関心を抱いています。

 

それは、きっとコストパフォーマンスも大きくて。

「衣・食・住」で比較した場合、食は、

高品質のものを得られる機会が最も豊かで豊富なことが、

幼い頃から関心を抱き続けていられる理由の一つなのだろうと思っています。

 

衣・・・良い品質の衣服では数百万円も普通。

    服になるまでに関わっている人間界の工程が多い。

             (子供の頃「ファッション通信」という大内順子さんの番組が大好きでした)

 

住・・・良い土地や家となれば数千万円オーダーから。

    始点単価が違うし、考える要素が多すぎる。建築家には強く憧れています。

 

自分で作るとか、戴くという方法もありますが、

それには時間や信頼という貨幣以上に高コストな対価が必要ですし、

庶民の自分には試行錯誤し難い分野です。

 

一方、食は千円あれば品質による質感の違いを感じることができます。

「たくさんできたから」と、この上なく美味しい野菜や果物を、

どっさりいただけることだって、よくあることです。

 

食は、命を保つ『日々』の必需品であるのと同時に、

自然界の工程が大きいことも、この理由の主要素では?と考えています。

(フードテックも気になる動きだけれど)

 

食の本質的な部分においては人間の関与できる余地が、極めて少ないこと。

そもそも、私たちは直接的には水も土もつくれません。

そして食の効果は一時(ひととき)的であって、永続性がありません。

 

 「食」を構成する要素は基本的に本質的で、そこに対しても魅力を感じています。

 

人間の三大欲求に定義される「性欲・食欲・睡眠欲」で比較した場合には、

自分1人の意思で幸福を得られる点、時間コストに優れる点、

そして平和かつバリエーション豊かな欲望である点において優れていると考えます。

 

要は、実験向きなのです。

f:id:osashimidiary:20200416203853j:plain

食(ほぼ刺身)に、時間とお金を惜しまない(といってもたかが知れていますが笑)

わたしは、もしかしたら、人によっては贅沢三昧に見えることがあるかもしれません。

 

でもそれは、地球上の多数派が所有する高コストなもの(家・車・家族)を、

持たない上で始めた美しさの実験でもあります。

 

あなたが今日、選んだものは何ですか?

どのような幸せをくれましたか?それはなぜ?

 

日々、好きなものを媒介に世界に問いかけ、

その都度、世界を発見しています。

 

この独り言を記す目的はわたし自身の記憶からリリースすること。

そんな過去の記録です。