22日、Ecological Memes Forum2019〜"あいだ"の回復〜
植物の蒸留で参加させて頂きました。人が集まること、人を集めること。
そのことの意味と目的を改めて実感したまるで黄金のように豊かな時間でした。
夏から参加しているこのEcological Memesというサロンでは、私の頭の上の方にある見えない弦がいつも震えます。(伝わらない自分勝手な表現ですよね・・でもまだそうとしか表現できない)。
エコミームにある、知的で平和な態度は、国籍や時間や性別のような旧来の次元を予め頓着しない態度で飛び超えており、中性的で、恐らく、オルタナティヴな人々に居心地が良いのだろうと思います。
集まってくる人も当然、自律してる人が多く、集団苦手な私もリラックスしました。
(これからもマニアックなまま=規模より質で=成長してほしいのが個人の願い)
植物の蒸留は、意識下に働きかけてこのフォーラムで得た刺激を定着させる一助となることを意図し、提案したセッションでした。
芳香植物の花や葉、茎や実や樹脂などを原料として、製油と芳香蒸留水(アロマウォーター)を抽出する方法は各種あり、古来より世界中で行われてきました。
今回は、小型の水蒸気蒸留装置を使用して、開山蘭渓道隆のお手植えと伝えられる、樹齢760余年の 建長寺の柏槙(ビャクシン) の落ち葉もブレンドし、数種類の植物と果実を蒸留します。
ゆっくりと、植物の蒸留をする過程では、空気中に様々な香り成分が漏れ出し漂います。暫しの時間、思考から離れ、ただその空間を体験していただくセッションです。
意図した効果に繋がったり、そうでなかったことで得た気づきも含め大きな学びがありました。創造とは、答えを求めないで、ただ予感に身を捧げる姿勢から生まれることを体感し、過分かつこの上なく得難い幸せを体感する機会となりました。
重要だったのは、自分から差し出すことの恐ろしさから逃げないこと。
(それは一人じゃないと錯覚させてくれる"仲間"的存在の成果でもある)
この日、たくさんの失敗を体験できたので、ずっと分からなかった次の展開が見えました。この機会をつくってもらえたこと。ほんとうに本当に感謝しています。
そして。2013年に二重橋でブラフオイスターから妙なるエレガントなフレーバーを読み、これはなにー?と稲妻を受け、いてもたってもいられず、それまで全く関心のなかったニュージーランドにひとり降り立ったとき、よく分からないけど腑に落ちて、ふっとおりてきたVision、「ニュージーランドと日本で二拠点暮らしできるビジネスをつくる」にも近づけたような(笑)、、(妄想)
このたくさんの種がまかれた場に立ち会った事実から逃げないことが、次のミッションになるのかなー。幸せな時間でした!
「私たちは”個”であり、開かれた”多”である」(2020.1.6 追記)
#エコミーム2019
#Ecological Memes Forum 2019
#あいだの回復